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    移設工事の埋め立て土砂投入が進むキャンプ・シュワブ沿岸部。手前は3月にも土砂投入が予定される「区域2」=名護市辺野古(小型無人機で撮影)
     【東京】安倍政権による辺野古新基地建設強行が憲法の重要な原理を侵害し憲法違反だとする声明を全国の憲法研究者ら有志が準備している。20日時点で、小林武沖縄大客員教授や高良沙哉沖縄大准教授、飯島滋明名古屋学院大教授ら126人が賛同している。24日に東京都内で記者会見して発表する。

     声明は、昨年9月の県知事選で辺野古新基地に反対の民意が出たにもかかわらず安倍政権は建設を強行していると指摘し「『基本的人権の尊重』や『民主主義』『地方自治』という日本国憲法の重要な原理を侵害、空洞化するものだ」と強調した。その上で「辺野古新基地建設に関わる憲法違反の実態と法的問題を社会に喚起することが憲法研究者の社会的役割であると考え、新基地建設に反対する」と訴えている。

     20日時点で声明に賛同する憲法研究者は、井端正幸沖縄国際大教授や田島泰彦元上智大教授、青井未帆学習院大教授、水島朝穂早稲田大教授、安原陽平沖縄国際大講師ら126人。

     辺野古新基地建設を巡っては、県の埋め立て承認撤回に対し沖縄防衛局が行政不服審査法に基づく対抗措置を取ったことに、行政法の研究者ら110人が2018年10月に、国の措置は「違法」だと批判する声明を出した。


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【憲法学者が反対声明へ 新基地建設 120人超が「憲法違反」】の続きを読む


    韓国国防部の反論ビデオより(YouTube

    ◆独り歩きする韓国側発表の曲解と嘘
     当初、短編記事で書きませんかと言うことで始まった日韓軍事インシデント「日韓電探照射問題」シリーズは、前回の第四回をもって一段落したと考えています。

     今後は、日韓両政府による真相究明に期待することですが、本稿で一貫して指摘してきたように本件事態に関しては、軍事機密(防衛機密)が関わるためにたいへんに事実(ファクト)の公表が限られています。

     特に英語圏でない日韓両国間での事案であるために日本側に韓国語読解者が少ないが故に韓国側の公式発表について極めて情報が少なく、それに基づく誤解と嘘が独り歩きしています。

     これはたいへんに憂慮すべきことですが、幸いなことに韓国国防部はブリーフィングの速記録をホームページで公開しています。また、KJ Club掲示板などでは有志が日本語訳を作成していますし、韓国語日本語は文法が酷似しているためか機械翻訳もある程度の実用性を持っています。

     本連載でも一貫して指摘しましたように、韓国側の発表を日本人が読めないことを悪用したチェリー・ピッキング(数多くの事例の中から自らの論証に有利な事例のみを並べ立てることで、命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術)が横行しており、日本におけるフェイクニュースの氾濫となっています。以下に恥ずべき愚劣なフェイクニュースの実例を挙げましょう。

    フェイクニュース1) 韓国の電探照射に関する説明は二転三転している

     まず、12月21日に以下の報道が出ます。

    “韓国国防部は21日、記者団に「わが軍は正常的な作戦活動中だった。作戦活動の際にレーダーを運用したが、日本の海上哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」と明らかにした。”(参照:“海自機に射撃レーダー照射 「追跡の目的ではない」=韓国国防部” 聯合ニュース2018/12/21

     その後、次の報道が出ます。

    “韓国海軍の艦艇が20日、東海上で日本の海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題で、艦艇は遭難した北朝鮮の漁船を捜索するため、接近していた哨戒機に向けて映像撮影用の光学カメラを使用していたことが23日、わかった。光学カメラを使う際、追跡レーダー(STIR)が共に作動されるが、哨戒機にビームは照射しなかったという。”(参照:“日本哨戒機接近し撮影用光学カメラ稼働 ビーム放射はせず=韓国軍” 聯合ニュース2018/12/23

     この報道ではSTIR-180での照射を日本側が指摘しているが、実際にはMW-08を使っており、STIR-180は電波を発していないと具体的に機種名まで示しています。一方で日本側(防衛省)は一貫してレーダーの機種を示していません。韓国側の説明は、「MW-08を運用していたが、STIR-180は運用していない」という主張で一貫しています。

     この点は本稿で全訳公開する12/24韓国国防部ブリーフィングで明確に指摘されているので、読み進んでご覧になってください。

    フェイクニュース2) 当時、海は穏やかであり、韓国側の海が荒れていたという説明は虚偽。

     まず、12月28日公開の日本側映像では、風浪階級に関する明らかに誤った字幕が再三流されており、これがフェイクニュースの論拠となっています。防衛省関係者へは質の低い発表資料によりフェイクニュースの流布に結果として加担したことへの猛省を求めたいです。当日は風浪階級3~4と推定され、これは荒れては居ないが穏やかとも言えません。

     さらに、1)の二転三転フェイクニュースと同じく、これも12/24韓国国防部ブリーフィングをチェリー・ピッキングした典型的なフェイクニュースと言えます。韓国国防部12/24ブリーフィングにおける当該質疑応答を抜き出します。

    (質問)ありとあらゆるところから私が質問をされるのですが、この遭難船舶を拿捕する際、射撃統制レーダーを稼働する場合は時折あるということでしょうか?

    (答弁)(合参関係者)今おっしゃった「射撃統制レーダー」の艦は日本が主張する火器追撃レーダーとは別の概念です。通常、船で運用するレーダーは対艦レーダーを基本的に運用し、任務によっては、あるいは波が多く気象がよくない時、先ほどおっしゃった探索および射撃統制レーダーを運用することになるでしょう。

     このやり取りを見る限り、「波が多く気象がよくない時」という国防部側が記者の質問へ答えるために例示したたとえであってインシデント発生当時の状況を言ったものではないことがわかります。日本のフェイクニュース流布者はここをつまみ食いしています。

     また、フェイクニュース1)も「任務によっては、あるいは波が多く気象がよくない時、先ほどおっしゃった探索および射撃統制レーダーを運用することになるでしょう。」という部分をチェリー・ピッキングすることにより韓国側がSTIR-180を使ったかのような混乱を創り出されています。

     もちろん、ここで言いたいのは「韓国側の主張が正しい」ということではありません。どちらの正否も判断する材料が不足していますので。しかしながら、韓国側の主張が全文翻訳して解釈したときとあまりに異なる印象を抱くように操作されているかのような報道・言説が目につくのです。

     紙面が限られますので、読者各位、本連載第一回、第二回と今回全文公開する韓国国防部12/24 1/15ブリーフィング邦訳をあわせて照合し、ご確認いただけますと幸甚です。

     今回、在日韓国人ライターである『安宿緑(やす やどろく)さん(著書に『実録・北の三叉路』 双葉社)に韓国国防部12/24 1/15ブリーフィングを全文翻訳していただきましたので公開します。

    ◆韓国国防部2018/12/24ブリーフィング全文訳(訳:安宿緑 強調・注釈:牧田寛)
    会見映像と書き出し、速記録(速記録のPDFは拡張子が化けているので、ダウンロードの際には、末尾に.pdfを加えるとよい)

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    国防部 定例ブリーフィング 
    2018年12月24日 10:30 イ・ジヌ副代弁人(国防部)

     12月24日月曜日です。今日のブリーフィングを始めます。
     長官は休暇中です。次官は午前10時から国務会議に参加中です。午後2時にはイ国軍医務司令官の就任式を主管される予定です。本日、提供する資料は全部で3つです。

     まず、陸軍はきょう航空作戦司令部にて航空作戦司令官主管で2018陸軍航空射撃大会の表彰式を行います。
     今年のトップヘリガンにはアパッチ部隊である901航空大隊イム・ギョンソプ少佐、最優秀攻撃ヘリ部隊は901航空大隊がそれぞれ選定されました。
     次に、防衛事業庁は艦艇防衛誘導武器である「へグン」の国内技術による研究開発を完了しました。
     へグンは海軍艦艇に最大の脅威となる大艦誘導弾と航空機を迎撃できる性能を備えています。2021年よりわが海軍に順次搭載する予定です。
     最後に、国家報勲庁は義務服務中に死亡した方に対する報勲対象者の認定基準を拡大し、国家遺功者家族の登録申請をどの遺族も行えるように改善するなどの法令改正案を来年1月1日から施行します。詳しい内容は報道資料をご覧ください。

    [質問・答弁]
    マイク未使用につき、確認できない内容部分は別表(***)で表記しました

    (質問)広開土王艦に対する日本哨戒機のレーダー照射事件と関連し、日本側から異例的に3日連続で抗議がされています。今日、韓日局長級会談に先立って、河野外務相も記者団に対し、このように抗議する防衛省の処理は適切であると評価しました。事実関係の確認とともに、国防部の立場をお聞かせください。

    (答弁)我々が金曜日の夕方に立場を表明する文書を出しましたが、繰り返し申し上げたとおり我が軍は人道主義的救助のために正常な作戦活動を行なったまでであり、日本側が威嚇として感じるようないかなる措置も行なっていないことを再度強調します。
     日本側が誤解している部分があるとすれば、通常の手続きを踏んで両国当事者間の疎通と協議を通じて解消すれば良いでしょう。このために、きょう開催される外交部局長級会議を含め、国防、外交当局間の緊密な協議を行なっていきます。

    (質問)誤解があるといえばそうかもしれませんが、私が見る限り、日本はすべてわかった上で強弁をしているように見えます。政治的意図を持って。どんなに話しても牛の耳に念仏(訳者注※韓国のことわざ)かのように、我々が話をしてもあのように意地を張るようであれば、その際はどのように対応される予定ですか?

    (答弁)はい、我々が当日も十分な外交ルートを通じて十分に事実関係と我々の立場を伝達したはずです。今後、このような疎通と協議を通じて対話をしていけば十分にそうした誤解は解けると判断しています。

    (質問)私はその文書というものをよく読んでいないのですが、現在、人道主義的次元、つまり北朝鮮から来た木造船探索・救助作業中であったと把握しています。その内容は北朝鮮側から通知をもらったということですか?

    (答弁)その詳細な内容について、関連した内容を持っていません。

    (質問)日本では、日本のメディアでは「米軍であれば即時に射撃しているような措置だった」と言っていますが、一方では我々の本日の朝刊のとおり「日本の哨戒機が低空威嚇飛行をした」という報道が出ました。

     これに関して事実関係を確認してください。特に、日本側が主張する「無線を打ったが韓国軍からの応答がなかった」という部分についてご説明をお願いします。

    (答弁)はい。この部分に対し我々の合参から説明を頂ければと思います。合参作戦2処長より回答いたします。

    (答弁)(合参関係者)はい、合参作戦2処長です。まず無線と関連する部分について、当時日本側が運用していた通信網は…失礼しました。無線交信については一部の通信内容は認知できました。しかし通信感度があまりに微弱で雑音がひどく、我々が認知できたのは「コリア コースト」という単語のみで、その遭難船舶救助状況の際、周辺に海警艦があったのでそれを呼び出しているものと認知しました。

    (答弁)二番目の、低空飛行について教えてください。

    (答弁)(合参関係者)低空飛行に関しては、通常は一国の軍艦上空で哨戒機が低空飛行をするのは異例のことです。それで我々駆逐艦はそうした日本の哨戒機の特異な行動に対し、遭難船舶の探索のために運用していた追跡レーダーに付随している光学カメラを回し、日本の哨戒機を監視しました。その過程に一切の電波放射はありませんでした

    (答弁)追跡レーダーを稼働したことはありませんね?

    (答弁)(合参関係者)はい、そうです。

    (答弁)はい、その点をはっきりと説明させていただきます。

    (質問)ありとあらゆるところから私も質問されるのですが、この遭難船舶を拿捕する際、射撃統制レーダーを稼働するケースが、しばしばあるということでしょうか?

    (答弁)(合参関係者)今おっしゃった「射撃統制レーダー」の艦は日本が主張する火器追撃レーダー(※1)とはやや別の概念です。通常、船で運用するレーダーは対艦レーダーを基本的に運用し、任務によっては、あるいは波が多く気象がよくない時、先ほどおっしゃった探索および射撃統制レーダーを運用することになるでしょう。

    (質問)ですから、いま誤解されうる点としては哨戒機は空を飛ぶもので、我々が捉えるべき目標物は海の船舶だった。なのに、なぜレーダーが上に向けられたのか?ということです。

    (答弁)はい、その部分に関しては海軍が日本の哨戒機を追跡する目的でレーダーを運用した事実はないということです。それははっきりと申し上げます。

    (質問)ですから、それを説明してほしいということです。専門家が。

    (答弁)それは少し、話が、少し詳細な内容が必要であれば別途回答をしてもよろしいでしょうか?

    (答弁)(合参関係者)はい、別途でお答えします。

    (答弁)キム記者、それは別途で我々が……

    (質問)いや、これはオンマイクでやっていただければ……。

    (答弁)我々の基本的な立場は十分説明しましたので、その詳細な内容については別途ご説明するのがよろしいかと思います。なぜならば……

    (質問)もどかしいからお伺いしているんですよ、すっきりさせれば良いじゃないですか。

    (答弁)複雑な説明が必要になるかと思うので、この場ではこのようにしかお伝えできません。

    (質問)再度、具体的に質問いたします。広開土王艦のような場合、備え付けられているレーダーが対水上、そして対空レーダーであることがオランダSignaal社のMW08によって知られています。

    (答弁)(合参関係者)08、はい。

    (質問)はい、08もそうですし。次に、射撃統制レーダーはSTIR-180でしょう。これは一応、一応、使用目的自体が違いますし。しかし日本側はSTIR-180を撃ったと言っているのでしょうか?

    (答弁)(合参関係者)はい、そうです。

    (質問)しかし、我が国はそれを撃ったことがないと言っていますね?

    (答弁)(合参関係者)撃ったことはありません。

    (質問)そして、おっしゃったようにEO,EOで追撃をしながらここにあるレーダーが一部照射されたと言いますが、それではEOのような場合には今、それがどういう装置であると見る必要がありますか?

    (答弁)(合参関係者)少し、そこに付け加えるならばそのEOカメラは先ほどおっしゃったSTIRのすぐ横にセットされているカメラです。このカメラを作動させるとSTIRのアンテナが動くようになっており、レーダー照射のためには別途、艦長の承認のもとに行いますが、光学カメラのみが作動し、電磁波の放射は一切ありませんでした。

    (質問)もう少しお伺いしますが、おっしゃった通りアクティブ探知はなかったとおっしゃっているのですね?

    (答弁)(合参関係者)アクティブ探知というより、電波の照射はなかったということです。

    (質問)電波を、それをめがけて照射したことはないと。

    (答弁)(合参関係者)そうです。

    (質問)何故ならば、現在の日本の主張である、ロックオンをしたということはまさしく実際に、威嚇行為に近くないでしょうか?

    (答弁)(合参関係者)はい、そうです。

    (質問)これを少し、わかりやすく話すべきです。EO、良い言葉であるのに。
    (答弁)光学カメラであると話しています。

    (質問)ですから、それが何なのか、船舶なのになぜ航空機が捕まったのか、それを説明するのは難しいことでしょうか? 彼らが低空飛行したからそうなったのですか?

    (答弁)(合参関係者)MW08レーダーのことをおっしゃっているのですよね? 探索および射撃統制レーダー(※2)を。

    (質問)はい。

    (答弁)(合参関係者)探索および射撃統制レーダーの用途は対艦および対空対策です。つまり、海上にある水上接触物と空中にある航空接触物を同時に探索できる機能があります。(※3)

    (質問)ですから、それを自動でいっぺんに見ることができるということですね? わざわざ、上を向こうとしたのではなく。

    (答弁)(合参関係者)そうです。いっぺんに同時に見ます。(※4)

    (質問)それです。日本の哨戒機は早くから低空飛行してきたのですか?

    (答弁)(合参関係者)通常低空飛行したと確認していますし、いまあなたがおっしゃる部分について、現在日本側はMW08ではなく、我が国の駆逐艦が持っている追跡および探索レーダーであるSTIRレーダーを問題視しているという状況です。(※5)

    (答弁)しかし、我々のSITRレーダーはあえて撃たなかった、ということですよね?

    (答弁)(合参関係者)はい、そうです。

    (質問)すみません。一つだけまたお伺いします。先ほど、他の方も聞いてよくわからないとおっしゃったのですが、日本の場合は基本的に対空レーダーにOPSシリーズを搭載しているといいます。過去にはOPS−1、今はOPS-2を使用していますが、今見ると対水上レーダーと対空レーダーを別々に使っています。我々はMW08の場合、同時に探索しますよね?

    (答弁)(合参関係者)はい、そうです。
    (質問)こういう点で生じる誤解はないのでしょうか?

    (答弁)(合参関係者)はい、ありません。

    (質問)***

    (答弁)(合参関係者)発見した遭難船舶の位置は公海上でしたし、そこに対し日本側と協調する事項は別になかったと考えます。そして、日本側が我々の駆逐艦に接触した理由はまだ把握されていません。

    (答弁)もう十分に説明されたかと思います。もし、追加でお聞きになりたいことがありましたら、別途質問していただければ回答します。今日のブリーフィングを終わります。ありがとうございます

    以上

    ――――――――――――――――――――――――

    ※筆者注1:火器追跡レーダーとはイルミネーターのことと思われる。この場合STIR-180イルミネーターモード。射撃統制レーダーとは射撃電探(精密に照準を合わせるための電探)を意味し、対水上用としてMW-08を対水上・対空兼用としてSTIR-180を指すものと思われる。STIR-180は指揮部の許可がなければ電波発振できないということが報じられており、実際に電波発振させる射撃統制電探は、MW-08=対水上用Cバンドということになる。(参照:“日本「味方に銃撃つか」vs韓国「射撃用レーダー撃たなかった」 | Joongang Ilbo | 中央日報” 2018/12/24

    ※筆者注2:ここでMW-08三次元・対水上射撃電探に言及している。MW-08はCバンド電探である。

    ※筆者注3:MW-08のこと。

    ※筆者注4:MW-08で、水上捜索と対空捜索を同時にしているという意味。

    ※筆者注5:韓国側は一貫してここでMW-08三次元・対水上射撃電探を用いていたが、STIR-180対水上・対空射撃電探・イルミネーターでの照射を日本側が指摘していると明らかにしている。

    ◆韓国国防部2019/01/15ブリーフィング全文訳(訳:安宿緑 強調・注釈:牧田寛)
    会見映像と書き出し、速記録

    ――――――――――――――――――――――――

    定例ブリーフィング
    2019年1月15日(火)10:30 チェ・ヒョンス代弁人(国防部)

     1月15日ブリーフィングを始めます。
     長官は午前10時より国務会議に参加中です。午後2時には国防部の職員を対象に国防政策説明会を開く予定です。
     次官は午前11時に防衛産業発展のための意見交換会を主管されます。
     今日はブリーフィングする内容が特にありませんので、質問から伺います。

    【質問・答弁】
    マイク未使用につき、確認できない内容は別途(***)で表記しました。ご了承ください。

    (質問)昨日シンガポールにて、韓米・韓日国防当局間実務協議がありましたよね?

    (答弁)はい、ありました。

    (質問)NHKによると(※6)日本側がレーダー関連情報をその際に公開できるというふうに報道されましたが、実際にそれを日本側が実務協議の過程で限定的にでも公開したのか否かについて教えてください。万が一公開しなかったのであれば、公開しない状況で安保問題を政治的に利用したような印象を受けています。日本。そんな日本の行いに対し、どうお考えになりますか?

    (答弁)はい。日本は今回の事案のスモーキングガン(※7)であるはずの、我が軍艦のSTIR レーダーの周波数を公開しませんでした。ただ、日本は一部のデータだけを挙げて我が軍艦のレーダー情報全体に対する要求を行いました。我々としては受け入れがたい要求でした

     このような要求は無礼であり、事案解決の意思がない強弁であると我々は見ています。

    (質問)日本はデータを公開していないのにも関わらず、我々にデータを要求したということでしょうか?

    (答弁)そうです。傷があるのなら、傷跡をまず見せるのが順序ではありませんか? しかしそれもなくして、我々の持つ情報だけを公開せよというのは正しい要求とは思えません。

    (質問)日本側は、なぜそんな要求をしたのか背景についてわかりますか?

    (答弁)その背景については我々が公式見解を示すことはできませんが、周波数の公開部分が……えーと、どう見れば良いのかわかりませんが、その部分に我々が求める正確な資料が出てこなかったためと見えます。

    (質問)それでは、韓日両国が今後、実務協議やビデオ協議のようなものを開催する予定はありますか?

    (答弁)それについては協議することになっています。我々が求めるのは、日本が、韓国が調査したと主張している正確な周波数レーダー、そしてレーダーが作動すると警告音のようなものが少し鳴る。そういった、比較的正確で客観的なデータを提示してくれるよう、持続的に要求しています。

    (質問)それは、今はいずれにしろ日本側が一部の情報を提示したということでしょうか?

    (答弁)違います

    (質問)では……

    (答弁)一部の情報も提示されていません。

    (質問)それでは日本側からは何の情報も提示されない状態で、韓国側のレーダー情報を公開しろと要求したと。

    (答弁)一部を公開する代わりに全体をくれという話だったので、我々としては受け入れられませんでした。

    (質問)公開できるという一部の部分が、STIRミサイルレーダーの周波数ではなかったということですか?

    (答弁)その部分は我々が確認しなければなりませんが。我々はそう見ていません。今はSTIRレーダーとは確認できない状況です。正確な周波数の対訳が出れば、それが我々のものなのかはっきりします。それで我々はこの件のスモーキングガンといえる、日本が受けたと主張する周波数を提供してくれと話しており、そうなって初めて確認できるといった状態です。

    (質問)それでは日本が公開できるとした情報はレーダー周波数ではなく、その他の違う情報だと……

    (答弁)日本が公開したという部分が何かについては確認しなければなりませんが、我々の要求は、日本が照射されたと主張しているSTIRレーダーの周波数を公開することです。

    (質問)本日のブルームバーグの報道内容を見ると、金正恩国務委員長が約6個の核爆弾を作るのに十分な核物質を確保し、今後核爆弾の規模が20個以上になるとされていました。これについてお願いします。

    (答弁)その件で、外信の報道内容をわざわざ確認しておりません。

     そしてこのレーダー事案では、問題になっていた低空威嚇飛行について一つ一つ、日本側に要求と質疑を行いました。日本側は、威嚇飛行ではないという主張をしていますが我々の乗組員が脅威を感じるほどだったという部分については一部認めたようです

    (質問)日本が出してきた条件を明確に再度確認して知らせていただければ良いのですが、今日本のメディアではそのレーダー周波数の記録を公開する意向はあったが韓国側が拒否したと報道されています。

    (答弁)それは違います。それで今申し上げたのです。我々が要求する正確な資料ではなかったこと、そしてそれに対し我々が受け入れられない要求をしてきたということです。

     我々が拒否したのではなく、日本が我々の求める資料を公開しなかったからであることは明らかです。

    (質問)では、我々の求める情報を出さない日本は、他に何の情報を公開できるというというのか、たとえばレーダー周波数でなければなんなのか。

    (答弁)それがレーダー周波数なのかについては、「ごく一部」だけとされているため、私が正確に確認します
     そして、交信の部分についても相互に誤解があったように見えますが、日本側にとっても我々との交信は非常に難しかったということについて一部理解した

    (質問)私もレーダー問題についてお伺いします。協議の日程が具体的に決まったのか、そして今後の協議の展望についてどうお考えなのか心配です

    (答弁)そのことについては、今後協議することになっています。

    (質問)昨日、夜遅くまで韓日がそれぞれ各国に説明する報道文書を作成中だといいます。その報道文の発表はいつ頃確認できますか?

    (答弁)それは昨日申し上げたように、(韓日)共同報道文が出るというわけではなく、我々は我々の立場についての報道文を昨日の夕方にお送りしましたのでご確認ください。

     我々は日本がこのように継続的に非紳士的な態度を取っていることに多くの遺憾の意を表します。

     他に質問はありませんか? ないようなら今日のブリーフィングを終わります。ありがとうございました

     以上

    ――――――――――――――――――――――――

    ※筆者注6:「レーダー照射問題 日韓がシンガポールで協議」 NHK 2019/01/14 18:42

    ※筆者注7:「確たる証拠」のこと。銃を射った直後、銃口から煙が出ていることを指す英語の言い回し。

    ◆我々市民がなすべきこと
     本連載を執筆するにあたって、私は韓国語を読解することができませんが、韓国側メディアの日本版、KJ Club掲示板などの日韓有志による翻訳、Googleによる機械翻訳、そして読者有志による翻訳の提供を受けました。結果、日本側で報じられている内容が韓国側の公式発表と著しく乖離していること、明らかに事実と異なることがあまりに多くあるというよりも大部分が虚構であることに愕然としました。

     幸い、安宿緑氏による翻訳を得ることができるようになりましたが、韓国国防部によるブリーフィングの全邦訳は見かけませんのでここに公開しました。

     本稿執筆時点(1月19日)の段階では内容は不明ですが、1月21日には防衛省による新たな証拠の提示が遅まきながら行われると報じられています。これが韓国側の求めるスモーキング・ガン=確たる証拠であるならば、韓国側は日本と証拠を精査の上で真相を究明し、本件事態を解決するとともに今後の教訓をともに得ねばなりません。韓国側がスモーキング・ガンとして、何を求めているかは1月15日韓国国防部ブリーフィング訳で自明です。

     本件事態は、近隣友好国同士の典型的な軍事的インシデントであり、再発防止のために両国が協力して努力せねばなりません。

     一方で、軍事機密(防衛機密)が関わるために情報をすべて明らかにすることができないため、市民は常に隔靴掻痒(かっかそうよう)たる思いをすることになります。ここにデマゴーグの介入と主戦論者の跋扈(ばっこ)が生じる隙があります。

     野心を持つ主戦論者や権力者がメディアに対してデマゴギーを撒き散らし、相手の情報が正確に入らないために市民がおおきく誤り国を滅ぼすという大失態は、約90年前に我々が経験してきたことです。

     弾薬庫の前でマッチ遊びをするような愚行は絶対に許してはいけません。

    『コロラド博士の「私はこの分野は専門外なのですが」』番外編――広開土大王射撃電探照射事件について5

    <取材・文・撮影/牧田寛 Twitter ID:@BB45_Colorado
    まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題についてのメルマガ「コロラド博士メルマガ(定期便)」好評配信中

    韓国国防部の反論ビデオより(YouTube)


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【レーダー照射問題、韓国国防部ブリーフィング全文訳からわかる、日本に跋扈するデマの「曲解の手法」】の続きを読む


    京都人の物言いには「嫌味」のイメージがつきまとってしまう――。そんなテーマで、Jタウンネットが読者の皆様に投稿を呼びかけたところ、多くの体験談が寄せられた。

    一方、地元民からは「一括りに決めつけるのは間違いである」と反論の声も上がった。今回は、京都人の読者から寄せられた反論の声を紹介したい。

    「相手との阿吽のやりとり」「気配りをする」文化

    京都市内出身で現在は大阪在住の60代男性・Dさん(仮名)は、

    「京都人イコール、イケズ・冷たいと一括りに決めつけるのは間違いである」

    と反論の声を上げた。Dさんによれば、「京都は典型的日本文化、風習が集約された街」であるという。

    商談の際に京都人から「考えておきまっさ」と言われても、商談不成立になることもあるそうで、一刀両断に断るのではなく「余韻を残した断り方」が京都人ならではの相手への気遣いであるとのこと。

    Dさんによれば、日本的な「相手との阿吽のやりとり」「気配りをする」文化が顕著なのが、京都だという。

    このように、京都人の物言いについてフォローを重ねたDさん。しかし、「洛中・洛外」問題に関しては思うところがあるようで、自身が市内の小学校に通っていた頃のことを教えてくれた。

    「ギリギリ洛中に住んでいた私らは、洛外の上賀茂小学校の卒業生に『お前ら洛外や』と言い、上賀茂小学校区に住む者は『上賀茂は平安建都(794年)より遥か昔から住む賀茂族で京都の原住民やぞ』との言い合いになった」

    一時期仕事の関係で東京にいた際には、西東京市の東伏見にある稲荷神社が「京都の伏見稲荷から分霊されて、『東伏見』と命名された」と知人に説明したところ、

    「京都の人のプライドは高いですね」

    と言われたそうだ。事実にのっとって説明したはずなのに「プライドが高い」などと言われることに、疑問を抱いたそうだ。

    京都人の嫌味体験募集します

    Jタウンネットでは、京都人の「嫌味」に関する体験談を募集します。こちらのメールtoko@j-town.net)に、具体的なエピソード、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

    (※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)

    写真はイメージ(Kentaro Ohnoさん撮影, flickrより)


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     狩野英孝が、20日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演。ファンの行き過ぎた行為を語った。

    【大きい画像を見る】狩野英孝 (c)Getty Images



     狩野が実家の神社に帰省した時、母親が「お友達が来たわよ」と言ってきたという。誰かと思いながら通すと、そこには見知らぬ男性の姿があったのだとか。狩野が「ほんとうに僕の友達ですか?」と尋ねると、彼は「はいそうですよ」と返事。「SNSで友達申請したらOKしてくれたじゃないですか」と言われて困惑したという。

     元モーニング娘。後藤真希にも同じような被害が。ある日玄関のドアベルが鳴ったので夫が対応すると、面識ない男性がいたという。その人物は、「後藤さんがこの前番組で紹介していたお店ってどこにありますか?」と聞いて来たのだとか。

     こうしたケースについて北村晴男弁護士は「SNSや玄関ドアに、アポ・面識のない方の訪問はお断りします」と明確に告知しておくべきと見解を示し、「告知しているにも関わらず来たら住居侵入罪で損害賠償もありえる」と主張していた。【ほかの画像を見る】狩野英孝 (c)Getty Images

    狩野英孝 (c)Getty Images


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     【ソウル時事】韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題で、哨戒機内で記録した電波信号の音を公開するとの防衛省の方針について、21日付の韓国紙ソウル新聞は「日本が稚拙な世論戦」と報じ、「日本には問題解決の意図がないという批判が出ている」と伝えた。

     同紙は「日本には(レーダー照射の)決定的な証拠がないまま、あいまいな主張を羅列することで、国際社会に自国の主張の正当性を宣伝できるという計算がある」と解説。さらに、「安倍晋三首相が参院選を控え、国内世論を結集させようとしており、問題解決よりも事案を引き延ばし、世論戦に没頭している」と分析した。 



    (出典 news.nicovideo.jp)


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    移設工事の埋め立て土砂投入が進むキャンプ・シュワブ沿岸部。手前は3月にも土砂投入が予定される「区域2」=名護市辺野古(小型無人機で撮影)
     【東京】安倍政権による辺野古新基地建設強行が憲法の重要な原理を侵害し憲法違反だとする声明を全国の憲法研究者ら有志が準備している。20日時点で、小林武沖縄大客員教授や高良沙哉沖縄大准教授、飯島滋明名古屋学院大教授ら126人が賛同している。24日に東京都内で記者会見して発表する。

     声明は、昨年9月の県知事選で辺野古新基地に反対の民意が出たにもかかわらず安倍政権は建設を強行していると指摘し「『基本的人権の尊重』や『民主主義』『地方自治』という日本国憲法の重要な原理を侵害、空洞化するものだ」と強調した。その上で「辺野古新基地建設に関わる憲法違反の実態と法的問題を社会に喚起することが憲法研究者の社会的役割であると考え、新基地建設に反対する」と訴えている。

     20日時点で声明に賛同する憲法研究者は、井端正幸沖縄国際大教授や田島泰彦元上智大教授、青井未帆学習院大教授、水島朝穂早稲田大教授、安原陽平沖縄国際大講師ら126人。

     辺野古新基地建設を巡っては、県の埋め立て承認撤回に対し沖縄防衛局が行政不服審査法に基づく対抗措置を取ったことに、行政法の研究者ら110人が2018年10月に、国の措置は「違法」だと批判する声明を出した。


    (出典 news.nicovideo.jp)


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