ニュース(総合)のblog

ニュースをジャンルを問わずに発信するブログです。

    カテゴリ:



    消費税は5%に減税を!」

     2月1日参議院本会議でそう提言し、「消費税増税はもってのほか」と安倍首相に突きつけた参議院議員の山本太郎氏を直撃した。

    「『戦後最長の景気拡大』と言われますが、庶民は決して好景気を実感していません。’16年の厚労省の調査では、『生活が苦しい』『やや苦しい』と答えた人は、全世帯で56.5%。悲惨です。政府がすべきことは減税や給付の下支えであって、消費を冷え込ませる増税じゃない。こんなことは、山本太郎でもわかる話です」

     消費税増税は景気に悪影響しかない。’14年に消費税率を8%に引き上げたとき、実質個人消費は8兆円も下落し、貯蓄ゼロ世帯が急増したのだ。

    =================

    貯蓄ゼロ世帯の割合

    20代 61.0%

    30代 40.4%

    40代 45.9%

    50代 43.0%

    60代 37.3%

    「家計の金融行動に関する世論調査」(単身世帯)によると、どの世代も3~4割が、20代では6割以上が貯蓄ゼロだという

    =================

    リーマンショックのときですら、実質個人消費の下落は6.3兆円でした。消費税は、生きているだけで払わされる“罰金”です。消費税増税は日本経済全体を冷え込ませることになります」

     また、増税された消費税の用途は「全額社会保障の充実と安定化に使う」とのことだったが、「社会保障の充実分」以外の内訳を要求しても出してこない、と山本氏は続ける。

    デフレのときには政府が新規国債を発行して大胆に投資するべきなのに、この20年間、かなり強固な緊縮財政を行ってきました。IMFの調査では、この20年間の政府総支出の伸び率と名目成長率で世界140か国中、日本は最下位。つまり、日本は世界で一番人々に投資しないドケチ国家で、経済成長しない衰退国家に成り果てたのです」

     一方で、消費税を増税しないと税収への懸念もあるが、これについても一刀両断。

    消費税“減税”をすることで経済成長を促し、それによる税収増分を充てればいい。それでも足りないなら、税の基本に戻ります。消費税が導入される’89年以前は、所得税法人税などで賄っていました。絶対に増税が必要だというなら、まずは大金持ちからです。ミリオネアワープアも同じ税率など論外。

     現在、企業の内部留保が膨大な金額に上り批判されますが、これも企業が投資したくなる環境、成長戦略を示せない政府の責任です。介護や保育など、ニーズはあるが政府がケチってきた部分が成長分野。加えて少子化対策としてロスジェネ救済へ国が大胆に投資することを宣言すべき。

     本気でデフレ脱却しなくてどうするんですか。現在の野党の弱みは経済政策の弱さ。消費税増税の凍結など生ぬるい。次の選挙の統一政策として『消費税5%への減税』を掲げ、最終的には消費税0%を目指したいですね」

    山本太郎氏】

    参議院議員。自由党共同代表。全国289の衆議院・小選挙区の地域住民を対象に「消費税5%への減税」を求める署名活動も実施中

    <取材・文/週刊SPA!編集部>

    ※週刊SPA!2月19日発売号「消費税増税に反対する3つの理由」特集より


    山本太郎氏


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【山本太郎「消費税は5%に減税へ。最終的には0%を目指したい」】の続きを読む


    指示待ち人間((C)ぱくたそ)

    上司や先輩からの指示がなければ動けない「指示待ち人間」について、20日放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)でマツコ・デラックス有吉弘行が持論を展開。的確な指摘に大きな反響が起きている。

     

    ■指示待ちはダメ?

    コンビニバイトする19歳の投稿者。先輩から「指示を待たずに自分で仕事を探して」と注意されたが、気を利かせて行動していた先輩が「余計なことをするな」と店長から注意された姿を見て、「結果、裏目に出ている」のではと悩む。

    番組調査によると20代の若者の42%が「指示待ち人間」とのこと。投稿者も前述の経緯から「指示待ち人間じゃダメですか?」とマツコらに相談する。

     

    ■クビになるのは指示待ち人間

    これに有吉は「今のは例えが『たまたま』すぎる。やり方がズルい、指示待ち側の例えが酷すぎる」と投稿者を一喝。「(自発的に)やって怒られる方が少ない」と指示待ち派を否定した。

    マツコも有吉に共感。店・職場に何かあった場合、まずクビになるのが指示待ち人間だと指摘し、「いざって時のために、『そうじゃねえぞ』って所を見せとかなきゃいけない」と主張。どちらが得かと言えば「消去法で考えても指示待ち人間は得じゃない」と結論付けた。


    ■指示待ちの危険性

    指示待ち人間側から「指示を待った方が安全」「70点の仕事をしていればクビにはならない」といった意見が出ると、これにマツコは反論。

    マニュアル通りにやっても違いがある。そこから何かを見つける人と機械のようにやる人じゃやっぱり…」と指示待ちは実は危険と忠告する。

    さらに、指示を待って仕事をする役目もあると前置きした上で、「相手の気持ちを慮って動けるか、本当に返すだけなのかでも違う。安全なのは頭を使う指示待ち」と熱弁した。

     

    ■視聴者は共感

    2人とも、はじめたばかりは何もわからず指示待ちになるのは仕方がないと投稿者に同情を寄せながらも、指示待ち人間に否定的だ。2人の主張に視聴者からは共感の声が殺到している。




    また、実際に指示待ち人間が身近にいるだろう視聴者の発言も目立っていた。



     

    ■約半数は「指示待ちに共感」

    しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,354名を対象に「言われた以上のことをしない人」について調査したところ、約半数が「共感・理解はできる」と回答した。

    指示が必須の職場も多いため、一概に「指示待ち人間」を否定することはできない。とはいえ、仕事や職場環境にも慣れた状態でも、自発的な行動をせず指示待ちを続ければ「仕事ができない」と烙印を押される可能性も出てくる。

    マツコらの言う通り、「指示待ちは安全策ではない」と念頭に置き、真摯に仕事に向き合うことが必要だろう。

    ・合わせて読みたい→ボケ防止に「初対面の人と会話」にマツコ猛反発 「人間関係なんてロクなことない」

    (文/しらべぇ編集部・サバマサシ

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年9月29日2017年10月2日
    対象:全国20代~60代の男女1,354名(有効回答数)

    マツコ・有吉の苦言に共感殺到 自発的に動かない「指示待ち人間」は危険?


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【マツコ・有吉の苦言に共感殺到 自発的に動かない「指示待ち人間」は危険?】の続きを読む


     フィギュア(人形)の胴体部分を入れ替える「魔改造」したものを販売したとして、群馬県警は21日、京都府向日市森本町の会社員、松田卓也容疑者(49)を著作権法違反の疑いで逮捕した。10年ほど前からインターネットオークションで販売し約3900万円を荒稼ぎしていた可能性もあり、県警が捜査を進めている。

    この記事をもっと詳しく読むにはこちら



    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【フィギュア”魔改造”の男、著作権法違反容疑で逮捕】の続きを読む


    ローランド

    21日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に、ホスト界の帝王こと「ROLANDローランド)」が出演。

    番組のインタービューで語られた「大学中退を決意した理由」や私生活からストイックに仕事と向き合う姿勢に、多くの反響が寄せられている。

     

    ■大学入学式で感じた「恐怖」

    ローランドは大学に進学していたが、その入学式で後の人生を大きく左右する「気付き」があったという。

    「(大学の)入学式初日のときに、人生の先が見えちゃったんです。よく人って、『先の見えない人生は怖い』って言うじゃないですか。

    でも、そのとき知ったのは『先は見えたほうがもっと怖いな』って。『それ以上上にいけない、これ以上行けない』と知ったときに、すごく僕は恐怖を覚えて…」

     

    その恐怖から、ローランドは入学式の翌日に退学届を提出。18歳でホストの世界に入り、1年間の下積みを終えると在籍する店の売上記録を次々と塗替え、現在の不動の地位を確立した。

     

    ■コンビニには行かない

    「俺か、俺以外か」などの「ローランド語録」がインターネット上で話題を呼び、ホストクラブに行かない層の人々からも支持を得ているローランド

    コンビニに行かない。日常生活と切り離された存在をブランディングするうえで。(コンビニにいたら)ショック受けるじゃないですか。俺自身は行ってもいいんですけど、ローランドがそれを許さないというか」

     

    と、私生活から「ローランドバックグラウンド作り」を徹底していることを明かした。


    ■「さすがすぎる…」視聴者感嘆

    大学の入学式の翌日に退学届を出していたことについては、「お金がもったいない」「親不孝」など、やや否定的な声も。

    しかし、結果として現在の地位を確立していることや、徹底したプロ意識に改めて多くの反響が寄せられている。





    ローランドのストイックな生き様に憧れている、とつづるユーザーも。

     

    ■ホストクラブに行ったことのある女性は…

    しらべぇ編集部が全国の20~60代の女性691名を対象に「ホストクラブ」について調査したところ、「行ったことがある」と答えたのは全体でわずか5.4%という結果に。

    ホストクラブグラフ

    限られた人々が通う、大変競争の厳しい世界であることが分かる

    ローランドの接客がVRで体験できる、彼の展覧会『Ro LAND~俺か、俺以外か~』は、PARCO MUSEUM(池袋パルコ 本館7F)にて3月10まで開催中。興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。

    ・合わせて読みたい→米動物園のゴリラ射殺で大論争 大統領候補トランプ氏も議論に参加

    (文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年10月21日2016年10月24日
    対象:全国20代~60代の女性691名 (有効回答数)

    ホストの帝王・ローランド、大学中退の理由に騒然 「さすがすぎる…」


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【ホストの帝王・ローランド、大学中退の理由に騒然 「さすがすぎる…」】の続きを読む


     2019年度予算案に関し、与党は21日、目標としていた月内の衆院通過を見送る方針を固めた。桜田義孝五輪担当相が同日の衆院予算委員会に遅刻し、審議が一時中断したことに伴い、28日の採決は困難と判断した。ただ、年度内の成立を確実にするため、3月1日の通過は譲らない考えだ。

     自民党の森山裕国対委員長は21日、桜田氏の遅刻について、国会内で記者団に「このようなトラブルがあると国会日程全体に影響を及ぼしてくる」と不快感を表明。月内衆院通過に関し、「全体的なことを考えると、タイト(窮屈)過ぎる日程だ」との認識を示した。 



    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【与党、月内通過見送りへ=来年度予算案、桜田氏遅刻で】の続きを読む


     2019年1月8日、どういうわけかMMORPGであるファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)に、「ドマ式麻雀」というゲームゲーム──それもかなり本格的な麻雀が公開された。

    ドマ式麻雀

     その反響は凄まじく、ゲーム内の麻雀卓が設置されているエリアプレイヤーに埋め尽くされ、だいたいどの時間帯でも数秒から数分でマッチングするほどの盛況ぶりを見せている。

     じつはWindows/Mac/PS4マルチラットフォームでクロスプレイできるオンライン麻雀は、『FFXIV』が初めてとのこと。しかも本作には、レベル35までは無料でプレイできるフリートイアルという制度があり、「ドマ式麻雀」はレベル15からプレイできるため、実質基本無料の麻雀ゲームとなっているのだ。

     このことが大きな話題となり、「日本麻雀最強戦」の優勝者である近藤千雄氏を始めとするプロたちも参戦。プロ雀士が自身のツイッターで『FFXIV』のスクリーンショットを上げるたびに、『FFXIV』界隈がざわつくという状況になっている。


     ではなぜMMORPGである『FFXIV』に麻雀が実装されたのだろうか。今回の話題から『FFXIV』のことを知った方からすれば、その疑問はたいへん大きいはずだ。

     しかし『FFXIV』のプレイヤーなら、ここ最近の“変化”にすでに気が付いていたのではないか。

     もともと『FFXIV』は、自身の家を好きにカスタマイズできる「ハウジング」、特別な相手と久遠の絆を誓い合う誓約エターナルバンド、被写体深度表現やライトを調整してスクリーンショットが撮れるグループポーズなど、バトルコンテンツではない、いわゆる生活系コンテンツが充実していた。

     さらにここ最近に至っては、ハープやグランドピアノなどが演奏できる「楽器演奏」が公開され、既存の生活系コンテンツにも「そこまでするのか!?」というほどのアップデートがたびたびなされている。

     一方でプレイヤーの中には、SNSスクリーンショットアップしてほかのプレイヤーとの交流を楽しんだりするのはもちろん、ハウジング機能を用いてバーやフェスを運営したり、街で野外ライブを行ったり、ひとりで複数の楽器を演奏して1本の映像にしたり、ゲーム内でショートムービーを撮影したりするプレイヤーが続々と現れ始めた。

    ※『FFXIV』5周年を記念し、GarudaサーバーのFC&LS「TOI TOI TOI !!」が製作した短編映画集「LIGHT PARTY」。『FFXIV』にはたくさんの遊び方があるが、彼らが選んだのは「映画を作ること」だった。

     つまりここ最近、『FFXIV』にまるで住んでいるかのような楽しみかたをするプレイヤーが増えており、コンテンツの充実も伴ってFFXIV』は“住める”オンラインゲームになりつつあるのだ。

     そう考えると、ドマ式麻雀の実装の裏には、何か重大な意図があるように思えてならない。

     そこで今回は、『FFXIV』のプロデューサーディレクターである吉田直樹に、ゲームの中に住む”ことについてどう考えており、そのうえで『FFXIV』は何を目指すのか──そしてドマ式麻雀の真の狙いについて訊いた。

    吉田直樹

     なお、この記事の公開に先立ち、ツイッターにて「#吉Pインタビューに自分のSSを載せよう 」のハッシュタグでスクリーンショットを募った。本稿ではその一部を掲載させて頂いている。インタビュー本文とあわせて楽しんで頂きたい。

    聞き手/クリモトコウダイMainai
    文/クリモトコウダイ
    撮影/佐々木秀二

    生活系コンテンツを本格的に充実させていい時期が訪れた

    ──2017年『紅蓮のリベレーター』という拡張パッケージリリースされて以降、『FFXIV』というゲームは「住めるゲームだ」と感じるようになりました。

     吉田さんは2018年末のインタビューで「いよいよ生活系コンテンツコストを掛けてもいい状況になった」と発言されていることから、この“住める感”は意図的に出されている運営方針だと思うのですが、まずはそこにコストを掛けてもいい状況になった経緯からお伺いできればと思います。

    ※『紅蓮のリベレーター』
    2017年6月20日に発売された、『FFXIV』の拡張パッケージ第2弾。圧政を敷くガレマール帝国から、周辺諸国の解放を目指すストーリー。『紅蓮のリベレーター』の発売を機に、帝国の統治下にあったアラミゴ周辺地域に加え、それまでの冒険の舞台の東方、ドマや“ひんがしの国”を内包するオサード大陸でも冒険が可能となった。新ジョブとして赤魔道士と侍がお目見えしたほか、水上や水中を泳ぐこともできるように。

    吉田氏:
     まず、僕が「『FFXIV』を新生させます」と発言した2011年当時、MMORPGの最終目標として“住めるゲーム”まで行かなければならないとは漠然と思っていました。

     とはいえ、あのころは制作に4~5年掛かることが当たり前とされるMMORPGを、『旧FFXIV【※】アップデートを行いながら2年ちょっとでリリースするという前代未聞の状況でしたので……。

    2013年8月末に開催された『新生FFXIV』の発売記念発表会の様子。感極まり、吉田氏は涙を流した。

    ※『旧FFXIV
    2010年9月30日サービススタートし、2012年11月11日に全ワールドダウンが行われた『FFXIV』のオリジナルバージョンローンチ時の体制から舵取りを引き継いだ吉田氏は、開発陣を率いて同作のアップデートを続けながら、新生版『FFXIV』の制作も同時に進めていた。本記事では、新生版『FFXIV』のほうを『FFXIV』と表記している。

     当時描いていた青写真を公園に例えると、「将来的にこんな遊具が欲しい」とか「砂場だけで一生ワイワイ遊べる人たちがいたらいいよね」みたいな構想は、初期の段階である程度は描いています。

     ですが、そうした青写真を実現させる前に、滑り台や鉄棒など、「公園にあって当然な遊具」を準備して、活発な人たちを満足させる必要最低限の要素が必要だと考えました。

    ──『FFXIV』では、それがバトルコンテンツに相当するわけですね。

    Ban Rakuraku(Ridill)さん。エレゼンとグルポとお店遊びが大好きです♪

    吉田氏:
     はい。FFXIV』は『FF』のナンバリングタイトルなので、世界を救うための冒険がそこにあるべきです。

     当然、それを実現するためには強大な敵が必要になるので、バトルコンテンツはもっとも重要な要素になってきます。そのため、誰もが熱中できるコンテンツから先に配置することにしました。

     これは恐らく、どのMMORPGでも似たような優先順位をつけるものだと思います。

     逆に、初期の段階からストーリーラインがほとんどなく、世界には設定と場所だけがあって、それをコンテンツが補完する──というUltima Online(以下、『UO』【※】のようなサンドボックス型のゲームを目指していたのであれば、あのころとはまったく違ったローンチの仕方を選択したと思います。

     ですが当時、それは達成すべき『FF』の最低要件ではないと考えていました。

    (画像はScreenshots – Ultima Onlineより)

    ※『Ultima Online
    Origin SystemsのMMORPG1997年リリースされ、ゲーム的にも商業的にも成功した最初のMMORPGと言われている。同年にリリースされたブリザードのMORPGDiablo』同様に世界中からプレイヤーが集まり、吉田氏もそのなかのひとりだった。

     たまに、「吉田さんが本当に作りたいものがいまの『FFXIV』なのですか?」とピンポイントで聞かれるのですが、それに対して「そこだけを聞かれると微妙に違います」と答えている理由は、たぶんそのあたりのニュアンスが異なるからです。

    ──そうした違いみたいなところを踏まえたうえで、MMORPGとしての“『FFXIV』をどう作るのか”をテーマに開発されてきたと。

    吉田氏:
     そうですね。『FFXIV』はスタンドアローン型の作品に多く見られる、一点豪華主義のゲームを作っているわけでは決してありません。

     プレイヤー個々人の欲求を満たす……たくさんの人を受け入れられる場所あるいは価値観を揃えることが、今回の僕の仕事だと思っていますし、それを忠実に実行しているというのが正しいと思います。

    ──ここまでの話をまとめると、最初から“住めるゲームにする”ビジョンはあったが、まずは『FFXIV』を新生させ、そのうえでバトルコンテンツを充実させることに最初は注力する必要があったと。

    吉田氏:
     はい。仕込みや計画自体は以前から行っていたのです。“生活系コンテンツコストを掛けても良さそうだ”と判断したのは、『紅蓮のリベレーター』をリリースしたタイミングです。

     さきほどお話した公園で例えると、子どもたちのあいだで流行りの遊びがあって、それが一段落したら、また別の遊びを求めて公園から一旦離れるものの、新しい遊具が入ったらまた戻って来てくれる。この流れを作り出すためには、柱となるバトルコンテンツをまず用意しなければなりません。

     先ほど仰ったように、我々は『紅蓮のリベレーター』がリリースされるまで、そこに向けての注力をずっと続けてきました。

    Sora Amariyo(ridill)さん。ゲームに住むと言うテーマとのことなので、ハウジング内のスクショをば。馴染みのお店があったり、手先が器用な友人に家具を作ってもらったり、イベントをしたり。まさに暮らすように遊んでいます。

     一方で生活系コンテンツに関しては、ハウジングのさらなるアップデートなどを状況に応じて行ってはきましたが、まだまだ小粒。大見得を切れるほどのものではありませんでした。

    ──新コンテンツの打ち出しかたを見ても、やはりストーリーバトルコンテンツを大々的に打ち出していますもんね。

    吉田氏:
     そんななか、『紅蓮のリベレーター』を発売したあたりから、プレイヤーの皆さんの価値観が目に見えて変わってきました。プレイヤーの増加と共に、長く『FFXIV』をプレイしてくださっている方が、『FFXIV』という公園の中でいろいろな遊びかたを発信してくださるようになりました。

     たとえば、プレイヤーみずからがスクリーンショットを撮って楽しんだり、ハウジング内でバーを運営している人が、お客さんといっしょにプロデューサーレターLIVE【※】を観たりしてくださるようになった。

    FFXIV』内で人気のお店「BAR Lambda」。Mandragoraワールドに本店があり、Durandalワールド、Yojimboワールド、Ridillワールドに支店がある。本店の営業時間は毎週土曜日24:00~27:00だ。

     小規模な活動は以前から続けてくださっていましたが、それが多くの人に受け入れられ、発展していくようになりました。

    プロデューサーレターLIVE
    FFXIV』のWeb生放送番組。吉田氏が出演し、直近に実施されるアップデートの内容や同作の今後を語る。

     プレイヤーの方々がそういう活動を始めてくださったのは、『蒼天のイシュガルド【※】の中盤から後半くらいにかけての時期からですが、そういう方々が目に見えて増えてきたと感じたのは『紅蓮のリベレーター』の発売後ですね。

    ※『蒼天のイシュガルド
    FFXIV』初となる拡張パッケージ。発売日は2015年6月23日。無実の罪でお尋ね者となった光の戦士プレイヤー)が訪れた北方の地「イシュガルド」を舞台に、ドラゴン族との戦いや為政者たちの欺瞞がダークファンタジー調で語られる。暗黒騎士、機工士、占星術師の3ジョブが新たに追加されたほか、新規エリアフライングマウントによる飛行も可能となった。

    Berc Vixur(Unicorn)さん。日常系 🙂

    ──私もそういうプレイヤーを間近で見てきましたので、「『FFXIV』って住めるゲームだ」と思うようになっていったと思います。

    吉田氏:
     また、『紅蓮のリベレーター』で想像以上に多くの方に遊んでもらえたことも後押しになりましたし、ちょうどそのころ、柱となるバトルコンテンツがひととおり揃いつつあったこともあり、当初描いていた青写真に近づけるタイミングがいよいよ来たのかなと思いました。

     そこまでの『新生』以降の4年間、手を替え品を替え、新たなチャレンジを行いながら、開発のペース配分をしっかり作れるようになりました。また、開発スタッフも成長や経験を積めてきましたので、バトルコンテンツの拡充をしていく将来像はある程度見通せます。

     そうなのであれば、MMORPGに特化したゲームデザイン……ある意味プレイヤーとしての経験が多い、僕ならではのゲームデザインをもう一歩推し進めても大丈夫かな、と考えるようになりました。

    ──ここまでくれば「生活系コンテンツを作るくらいなら、もっとバトルコンテンツを作って!」みたいなことを言われる心配はないだろうと。

    吉田氏:
     いまでもプレイヤーの方々の需要を完璧に満たせているのかといえば、そうではないと思っています。ですが、我々の物理的な作業量の限界から見ても、現在がいちばんいいバランスになってきたのではないかなと。

     いまの状況であれば、スタッフたちもスムーズコンテンツ開発に当たれていますし、お客様としても遊び場が広い、ということに慣れてきてくださっていると思うので、もっと感覚的な遊びに手を伸ばしたとしても問題ないだろうと考えました。

     また、自分ではないほかのプレイヤーの遊びの価値観が、以前よりも受け入れられやすくなった点も大きいと感じます。たとえば、スクリーンショットを撮って遊んでいる人たちの存在が十分認知されてきた現在、そこに新しい遊びを入れたとしても、「そんなマイナーな要素にアップデートを入れるのか」みたいなことを言われにくい雰囲気になってきました。

     そうした土壌がひととおり揃ったので、「本格的に挑戦してもいいのかな」と発言した……というのが裏側にあります。ゲームデザインにおける、かなり感覚的なお話なので、ニュアンスが伝わりにくくて申し訳ないです(苦笑)

    ──いえいえ。長い道のりを経て、ここまで来られたのですね。

    吉田氏:
     そうですね、MMORPGはそれが宿命かな、とも思うのです……。確かに4年ほど掛かりましたが、4年以上経過してもそれが達成できていないタイトルは山ほどあります。『旧FFXIV』のあの状況をひっくり返したうえでの今ですし、本当に開発チームの粘り強さと、プレイヤーの皆さんの支援には感謝しかないです。

     新生『FFXIV』が2年ほどで作られていることを考えれば、なおさらです。そう考えれば、さほど長くはないのかなと。

    楽器演奏で見えた“日本人ならではのロールプレイ”

    ──先ほどの話題をもう少し深掘りさせてください。“生活系コンテンツにもっとコストを掛けてもいい”という方向性は、吉田さんや運営スタッフの意向を基に、プレイヤーの反応を受けて最終的に決められたのですか?

    吉田氏:
     タイミングを計っていただけですので、そうではないです。

    ──むしろ吉田さんたちの思いに合わせてくれるような遊びかたを、多くのプレイヤーがし始めてくれた、ということでしょうか。

    吉田氏:
     正確なニュアンスでお話するのが難しいですね……。絶対的な目標を作ったうえで、つねにその軸を維持しながら状況に応じた判断をしてきたからこそ、ここまで到達できたのかなと思いますが……やはり感覚的ですね。

     プレイヤーの皆さんの反応にアドリブだけで対処していては、これほどキレイにまとめ上げることはできなかったとは思います。

     MMORPGの場合には、信念に基づくゲームデザインを初期の段階で確立したうえで、長期的な視点で計画を立てることが重要になります。その瞬間、単に思いついたものを実現させつつ、それをミスなく維持するということは、並大抵のことではありません。

     そのやり方は、僕にとって不可能ですね。

    ──そのあたりをマッチさせるというか、開発・運営の方針とプレイヤーのニーズを交差させるバランス感覚は本当にすごいと思います。

    吉田氏:
     たぶんそこが、ゲームデザイナーとしての僕の強みなのかなと、この歳になって、なんとなくそう思うようになりました(笑)。こうした感覚は、開発者としての目線とプレイヤーの目線をこの20年間培ってきた、僕にしかない特性かもしれません。

     どうしてもこう……上から目線に感じられてしまうかもしれないので、このあたりは、言葉でうまくお伝えするのが難しいですね(苦笑)。

    Flolu Falyd(Pandemonium)さん

     だから結局、僕の場合には、ゲームをたくさんプレイして、いっぱい考えるしか方法はないと思います。過去のインタビューでそのことを聞かれたときに、僕がかねてから「ゼロかイチかで考えるタイプゲームデザイナーではありません。世の中に存在するあらゆるものに触れて考え、最適化したいくつもの要素を組み合わせて作り上げていくタイプの人間です」とお答えしてきた通りですね。

     そういう意味では、『FFXIV』の制作にもともと向いていたのだと思います(笑)

    ──ゲームクリエイターとしての吉田さんが垣間見れた気がします。ところで話は変わりますが、パッチ4.15で楽器演奏【※】が公開されたときに、いろいろな街で音を奏でるプレイヤーが現れるだろうという予想は私にもできました。

     ですがハウジングを利用したバーで演奏会やフェスのようなものが運営されたり、ゲーム内で演奏している様子を動画にして、しかもちゃんと編集してSNSシェアするプレイヤーがたくさん現れるところまでは想像がつきませんでした。こういった遊びは、吉田さんからすると狙いどおりなのでしょうか。

    Risco Rabbit(Titan)さん。

    ※楽器演奏
    吟遊詩人の専用アクションとして、パッチ4.15で公開。ゲーム内でみずからが奏でた音色を、ほかのプレイヤーに聴いてもらえる。演奏できる楽器はハープ、グランドピアノ、スチールギターティンパニー、スネアドラムなど多彩。ゲーム内でコンサートを開催する人だけでなく、自身の演奏を撮影した動画をインターネット上に公開するプレイヤーもいる。

    吉田氏:
     先ほどもお話したとおり、楽器演奏が入る前からバーを運営している方はいらしたので、順序としてはむしろ逆です。楽器演奏のリリースによって、「バーの片隅で弾き語りをする方が生まれたらいいな」と思っていました。継続的にそれを行うのかどうかは別として、お試しでチャレンジする方は出てくるだろうなと。

     楽器演奏を使って、動画を作る方がいらっしゃるだろうな、とも。ご自身が一生懸命に演奏したものをゲーム内だけで完結させるのではなく、外に向けてアピールしていくのは、予測というよりは今の時代ではごく自然なことです。

     でも、いくつもの演奏パターンをひとりで撮影して、それを重ね合わせたものを動画としてまとめるところまで労力を割いてくださる方が現れるとは、さすがに思いませんでした(笑)。やはり皆さんは作り手の想像を軽々と超えていかれるんだなあ、と。


    【FF14 楽器演奏】クガネ夜 BGM full [吟遊詩人で1人多重録音]

     『UO』を遊んでいた当時から感じていたことでもありますが、日本人クリエイティビティーや“遊び上手”みたいなところが、じつは世界でいちばん高いと思っています。その認識がいまあらためて間違いではなかったのだと感じているところです。

     コミュニティイベントなどを通じて『FFXIV』のロールプレイの活動を見ていても、やはり日本人は“遊び上手”だなと思います。

    ──詳しくお伺いしてもいいでしょうか。

    吉田氏:
     海外はロールプレイサーバー(ロールプレイを推奨するサーバー)に対する需要が高いのですが、その多くは“キャラクターなりきりたい”というのがおもな動機で、ご自身で何かの場所を作り出してそれを運営するという方向性とは少し違います

     僕が『UO』をプレイしていた当時も、全シャードサーバーのこと)最強のPK(プレイヤーキラーギルド日本人が仕切っていましたし、ロールプレイも徹底されていました。

     たとえばレベルファイブ日野さん【※】スター・ウォーズの劇団を作り、各シャードを巡っていたんですよ。『FFXIV』を担当するようになって、日野さんとお食事をした際にそのお話を直接お聞きして、「え?!あの中に日野さんいたの?!」と(笑)

    ※日野さん
    日野晃博。『イナズマイレブン』や『レイトン』をはじめとする人気シリーズを世に送り出した、レベルファイブ代表取締役社長/CEO。熱心な『FFXIVプレイヤーとしても知られ、吉田氏と親しい。

    Sirol Barocka(zeromus)さん。フレと一緒にクガネの温泉屋根上に登って遊んだ写真です!

    ──過去にそんな接点が(笑)

    吉田氏:
     僕は海外のシャードで遊んでいたので、海外の友だちがたくさんいましたが、そういう“何かを作って運営する”という遊びかたをしている人はほとんどいませんでした。

     多くの日本人コミュニティリーダーが、当時そういう楽しみかたをしていたのを覚えていたので、『FFXIV』を通じて、国内プレイヤーが“遊び上手”であることをあらためて認識した感じです。




    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【『FFXIV』麻雀実装で新規・復帰が急増。プロ雀士も参戦し、24時間数秒でマッチングする初のコンテンツへ…実は“住めるゲーム”を目指す新たな挑戦の第一歩だった】の続きを読む



    2019年2月19日、観察者網は、韓国では重度の鬱積(うっせき)を抱えている人の割合がドイツの6倍にも達しており、その主要因が「努力を認めてもらえない」ことであるとする、韓国メディアの報道を伝えた。
    記事は、韓国紙ハンギョレ新聞の18日付報道を引用し、ソウル大学幸福研究センターが昨年12月に発表した「韓国社会と鬱積」の研究結果を紹介。研究グループ2024人の成人を対象に、生活の中で「思い出すだけで怒りを覚えること」「正義に反し、極めて不公平に感じること」「相手に仕返ししてやりたいと思うこと」の有無など19項目について質問するアンケート調査を実施し、「全くない」の0点から「非常に多い」の4点までの5段階で回答を得たとしている。
    その回答結果を分析したところ、14.7%が日常生活に影響を及ぼすような「重度の鬱積」を常に抱えていることが明らかになり、ドイツの2.5%に比べて約6倍にも高い値になったと紹介。中でも、64.1%が「努力が認められないうえ、一度ミスを下だけで非難される」と回答するなど、自分の努力が他人に認められないことに強い憤りを覚えている人が多いことが分かったと伝えた。
    研究グループは、自らの価値や努力が他人から認められないことで悔しさを覚え、鬱積が深刻化していく状況を「無効社会」と定義している。
    記事は、鬱積の蓄積が深刻化すると心的外傷後ストレス障害PTSD)になる可能性があると説明。PTSD発症者は「世の中は公平である」との認識が他社より低くなる傾向があるとし、韓国社会の公平度についての質問では、PTSD発症者群の平均値が10点満点で3.6点となり、非PTSD群の平均である4.4点を下回ったと伝えた。(翻訳・編集/川尻

    19日、観察者網は、韓国では重度の鬱積(うっせき)を抱えている人の割合がドイツの6倍にも達しており、その主要因が「努力を認めてもらえない」ことであるとする、韓国メディアの報道を伝えた。資料写真。


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【怒りをため込む韓国人、ドイツ人の6倍―韓国メディア】の続きを読む


    大阪府にあるセブンイレブンフランチャイズ(FC)加盟店が「24時間はもう限界」として、営業時間を短縮したことで、本部と対立していることがわかった。

    この店舗は人手不足などを理由に、2月1日から午前1〜6時の営業をやめ「19時間営業」を開始。本部から「24時間に戻さないと契約を解除する」と通告されている。応じない場合、違約金約1700万円を請求された上、強制解約されてしまうという。

    時短営業を求めているのは、セブンイレブン南上小阪店(東大阪市)のオーナー松本実敏さん(57)。店の売上は平均レベルで順調だが、人手不足から運営が困難になっている。

    セブンでも、ビルなどの施設内にあるサテライト店のほか、少数だが加盟店でも24時間営業ではないところがある。「特別な合意」があれば、24時間ではない営業も可能であり、時短営業の許可を求めている。(編集部・園田昌也)

    妻を亡くし、人手不足が顕著に

    松本さん2018年5月にがんで妻を亡くした。妻は毎日店舗で働いていて、亡くなる1カ月半前でも、4時間ほど勤務していたという。それほど店は忙しかった。

    松本さんは、喪失感を抱えたまま、2人分働いていたがついに限界を感じるようになった。

    時短となった今も朝5時〜夕方6時まで13時間ほど働く。24時間営業なら16時間は働かないと店が回らないという。妻の死後8カ月ほどで完全に休んだ日は片手で足りる。

    コンビニではスタッフを確保しづらい状況が続く。最低賃金は年々上昇しており、この傾向は今後ますます強くなると予想されている。加盟店の多くは家族経営だけに、松本さんのような事例は、ほかでも起こりうる問題だ。

    「独立した事業者」ではあるが、コンビニオーナーには営業時間を決める自由がない。解約金や違約金が発生しうるためギリギリまで働き、「24時間年中無休」を支えなくてはならない。そんな業界の当たり前に一石が投じられている。

    24時間が契約なら、本部のサポートも契約?

    松本さんセブンと交わした契約では、24時間営業することになっている。その点で、時短営業は確かに契約違反と言える。

    だからこそ、松本さんは妻が亡くなる前後から、本部に対して人手不足について救済を求めてきたし、時短営業について交渉してきた。

    セブンのFC契約は15年更新。松本さん自身は2012年からだが、この間だけでもコンビニは8000店ほど増えており、大阪府の最賃も100円以上あがった。コンビニの密度があがれば、人を集めるのも困難になる。環境は変わっている。



    また、契約上は本部にも「経営上生じた諸問題の解決に協力」する義務がある。FC制度は、加盟店が看板やシステムサポートを受ける代わりに、本部にチャージ(上納金)を払う仕組みだ。

    たとえば、セブンHPには「加盟店への支援制度」として、「予期せぬ事態」が起きたとき、本部スタッフが応援に入る仕組みがあると書かれている。

    契約に際し、オーナーたちは少なからず不安を抱えているが、こうした制度があることを知り、安心する。


    しかし、このサポート制度は常に使えるわけではない。

    「妻が亡くなる1カ月ほど前に、本部の人が1週間ほどシフトに入ってくれました。本当にありがたかったです。おかげで、東京の大学に通う息子に会いに行けました。妻はずっと、息子がどんな風に一人暮らしをしているか見たがっていたんです」

    ただ、葬儀のときを除き、これ以上のサポートは受けられなかった。最後の数週間は、一時的に帰省した息子にも手伝ってもらい、店と病室を往復する生活を続けた。

    オーナーの中には何度も断られ、親の通夜を途中で抜け出し、泣きながら勤務したという人もいる。

    セブンHPによると、国内の店舗数は過去5年で5000店ほど増えている。人手不足に限らず、本部側がサポート環境を整えるのも大変だろう。


    悲鳴をあげる「社会インフラ

    松本さんは2〜3年前、業者に8万円ほど払って、パート募集の広告を数週間出したことがある。しかし、面接に来たのは高齢者の女性1人だけで「大変そう」と辞退された。それほどスタッフを集めるのは難しくなっているという。

    時給を上げて、セブンの専用サイトアルバイトを募集したが、それでも採用できたのは1人だけだという。

    「相談しても、『スタッフの確保はオーナーの責任』『ほかにも人手不足の店はたくさんある』と取り合ってくれませんでした。お金は払うから、人を派遣する仕組みはないのかと聞いても、答えは『ない』です」

    しかし、1月下旬に「2月1日から本当に24時間やめます」と伝えたところ、すぐに本部の反応があったという。


    セブン2018年2月の福井豪雪で、安全性を確保できないとして、24時間営業の停止を何度も訴えたオーナーの求めを退けている。このオーナーの妻は雪かきなどの疲労から緊急搬送され、オーナー自身も約50時間不眠で働くことになった。

    なぜ24時間営業にこだわるのか。セブン松本さんのように営業時間の見直しを求める店舗に対し、「社会的インフラだから」という旨の回答をしている。

    今、そのインフラを支えるオーナーが悲鳴を上げている。コンビニ業界の苦境は知られたところで、時短営業を告知した松本さんに対し、顔見知りの客は「大変やろ」「応援するから店自体はやめないで」などと理解を示してくれたそうだ。

    「深夜分のチャージを返還しても良い」

    そもそも24時間をやめられない理由の多くは、本部に入ってくるお金の問題だ。セブンに限らず、コンビニでは売上から仕入れ代を引いた「粗利」を本部と加盟店で分配している。

    「本部は100円でも売上が多い方が儲かるんです。でも、加盟店は経費も考えないといけない。コンビニは24時間ですから、人件費は大きいですよ。時給を少しあげるだけでも影響があります。でも、本部は人件費のことは考えない」


    これまで松本さんの店では、午前1時~6時の客は20~30人ほど。店は赤字だが、本部には1日4000~5000円ほどのチャージが入っていたという。全国2万店で単純計算すれば、毎日1億円だ。

    セブンのFC契約では、これまで基本契約書と付属契約書の2つが交わされていた。「基本」では、営業時間は午前7時午後11時セブン-イレブン)だが、「今日の実情に合わせ」て登場した「付属」で24時間営業が規定されている。

    24時間になることで、チャージ率は2%減額される。店の売上にもよるが、1%は約6万円に相当する。

    「時短したので、チャージ率は2%上げてもらっていい。なんなら3%でも良い。人が増えたら、営業時間を元に戻すとも伝えています」

    大手3社では、ファミリーマート2017年から、月10万円の補助金がなくなる代わりに時短営業できる「実験店」を導入している。

    本部に入るお金が減るのなら、配分を改めるという考えもありえる。しかし、セブンに24時間営業を見直す気配はないようだ。

    急に持ち出された「過去のクレーム

    時短営業をめぐるセブンとのやり取りの中で、松本さんが憤る部分がある。契約解除となる理由として、これまで問題になっていなかった「客からのクレーム」を槍玉にあげられたことだ。

    「24時間をやめたことで色々言われるのなら分かりますが、今まで問題にしていなかった接客態度を言ってきた。こういうときに持ち出してくるのなら、加盟店は客や本部に対して何も言えなくなってしまいます」

    松本さんが時短営業をしていることは、徐々にオーナーの間で知られ始めている。ここで自分が折れたら、ほかの加盟店にも影響するから引けないと、松本さんは語る。


    今回、本部と対立しているように、松本さんは物を言うタイプオーナーだ。客に強く注意し、本部にクレームがいくことも多かった。

    もちろん、客だけが悪いわけではないケースがあったかもしれないが、松本さんクレームの都度、店舗担当の本部社員(OFC)に事情を説明し、理解してもらっていたという。少なくとも明示的に警告されたことはない。

    そもそもなぜ、そんなに客を注意しなくてはならなかったのか。

    松本さんの店は最寄駅から歩いて20~30分のところにある。車での利用が多いが、近隣には大学や高校などがあり、送迎などで駐車場を使われていたという。店の前にたむろする若い客なども多く、トイレを汚されるなどの被害もあった。

    「学校行事などのときは、駐車場が満杯なのに客はゼロみたいなこともあった。だから、客とはよく戦いました。妻も『クソババア』なんて罵声を浴びせられながら、毅然と対応してくれました。『よく言ってくれた』と支持してくれるお客さんもいます」


    「妻や息子のためにも後に引けない」

    松本さんの店の売上は平均的な部類だ。だからこそ、店を続けたいと思っている。

    接客に著しく問題があるのならこの数字は維持できないだろう。でなければ、店の接客が悪くても利益は出るということだ。

    「妻と店をつくりあげてきたという自負はあります」と松本さん。それだけに妻の死はショックだった。店員との「緩衝材」の役割も果たしていたのでスタッフも減った。

    2018年11月から、上京していた大学4年生の息子が店長として、ほぼ毎日シフトに入っている。妻が亡くなったとき、店を閉めるか迷っている松本さんに店を手伝うと言ってくれたのだ。

    現在、息子や社員、バイトとともに店を回すが、社員には週1日の休みも与えないといけない。誰かがインフルエンザにでもかかったら、いよいよ店が回らなくなる。

    「理解のある教授が、集中的にゼミをやってくれたので、卒業単位は全部とれています。息子は就職活動をせず、店に入ってくれた。なおさらここで店をやめるわけにはいかない」

    「妻が亡くなったとき、ここまで店が厳しくなるとは思わなかった。どうせ解約になるなら、店なんてどうなっても良かったから一緒にいればよかった。弱音を吐かない人で、最後まで使ってしまった。一番の後悔ですよ」


    24時間は「安全安心・利便性の提供」とセブン

    松本さんの件について、セブン側は「(時短営業の)是正とともに、クレームが多いため接客についての改善も申し入れている。一面として、クレームと人手不足がつながっている部分もあるのではないか」と回答した。

    人手不足対策は、基本的にオーナーの努力としつつ、本部もサポートしているとして、採用専用のコールセンターや無料の求人サイトを設置したり、仕事の説明会を開いたりしていると説明した。研修などにより定着も図っているという。

    24時間営業については、「セーフティーステーションとして街の安心安全や、いつでも開いているという利便性を提供できている」と述べ、松本さんのほかに無許可で時短営業している店舗はないとコメントした。

    24時間の店舗、そんなに必要?

    最低賃金の上昇に加え、有給休暇の取得義務化、コンビニではあまり守られていないとされるスタッフ社会保険未加入の是正など、店舗の抱える人件費負担は今後ますます増える。

    労働者にとって働きやすくなることは望ましいが、低賃金の労働者に多くのサービスを期待してきたコンビニ業界にとって、人を集めるのはより困難になることが予想される。

    多くのオーナーを縛るセブンの付属契約書では、24時間営業を「今日の実情に合わせ」たものだと規定している。24時間営業そのものが悪いわけではないが、ほぼ全店がいつも開いているという状態の持続可能性が問われ始めている。

    情報募集

    弁護士ドットコムニュースでは、コンビニファミレスなど「24時間365日営業問題」について「LINE@」で情報募集しています。 こうしたお店で働いた経験などありましたら、以下からLINE友だち登録をして、ぜひご連絡ください。 https://line.me/R/ti/p/%40htt0723w

    弁護士ドットコムニュース

    セブンオーナー「過労死寸前」で時短営業…「契約解除」「1700万支払い」迫られる


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【セブンオーナー「過労死寸前」で時短営業…「契約解除」「1700万支払い」迫られる】の続きを読む



    三一節(独立運動)と臨時政府樹立100周年を迎えた韓国で、親日派の音楽家が作った校歌を変える動きが広まっている。
    18日付の韓国・京郷新聞によると、この動きのきっかけを作ったのは光州地域の学校。光州市は先月9日、「地域の親日残滓(ざんし)」に関する調査結果を発表し、「17の学校で親日派の音楽家が作曲した校歌が使用されている」と明らかにした。このうち一部の学校は、「卒業式(2月)では校歌斉唱を行わず、3月の入学式で新入生が新たな校歌を歌えるようにする」との考えを示した。それ以外の学校も「1学期中に校歌を変更する」と発表したという。
    慶尚南道の教育庁も現在、「地域の教育界に残る親日残滓」についての調査を行っている。「親日校歌」を変更するため、来月からは親日行跡の疑いがある4人の作曲家に対する検証を行う。蔚山市の教育庁も来月から「親日校歌・校名」に対する調査を行うという。
    忠清北道の教育庁も、道内の校歌の作詞家・作曲家に対する調査を行っており、現在までに19校が親日派の作った校歌を使用していることを確認した。教育庁は713校全ての調査を終えた後に対策を発表する。関係者は「親日派の作った校歌を使用する学校に協議を勧告し、必要に応じて教育庁が強制する案を検討している」と話したという。
    これに、韓国のネットユーザーからは「素晴らしい」「本当の日帝清算が始まった。なぜ今まで出来なかったのだろう?」「歴史を正す作業に時効はない」「いいね。後世に恥ずかしくない韓国をつくろう」など称賛の声が相次いでいる。
    また「国会議員の中の親日派も追い出したい」との声や、「愛国歌(韓国の国歌)も変えよう。親日が作った歌だよ」「まずは国歌を変えるべきだ」と訴える声も数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本

    三一節と臨時政府樹立100周年を迎えた韓国で、親日派の音楽家が作った校歌を変える動きが広まっている。資料写真。


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【独立運動100周年の韓国で「親日校歌」を変える動き拡大=韓国ネット「素晴らしい」「国歌も変えるべき」】の続きを読む

    このページのトップヘ